手作りの革工房&ショップ 革工房バロール
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かばん職人のひとりごと

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オーダーバッグ納品の旅 in HAWAII / エピローグ 17:45

時が経つのは早いというが、あの旅からもう5年が過ぎた。
そして今年、革工房バロールが10周年を迎えるに当たって、私は再びハワイの地に立ったのだ。
5月GWの翌週、12〜19日にかけて、ハワイ島とホノルルを旅してきた。
6泊の内、5泊をハワイ島で、最後の1泊をホノルルでというものだ。
ハワイ島は、ハワイ州の中で最も大きな島で、ビッグアイランドとも呼ばれている。
この旅行記は、いずれまた。

それにしても、世の中便利になったものだ。
それはまだ、寒い寒い2月のある日、「暖かい所に行きたいな〜。」と思った私は、唐突に「よし!ハワイに行こう。」と思いついた。
そして、インターネットで色々調べて、3月にはホテルと航空券を予約。
4月には、レンタカーとハワイ島現地ツアーの予約も完了。
出発の3日前に、海外旅行傷害保険にも加入と、全てインターネットで決済出来たのだ。

10年前、とても今の自分の行動を、予測することなど出来なかった。
さて、10年後はどうなっているんでしょうなぁ〜。
もしかしたら、革工房バロールの2号店が、ハワイのどこかに出来ているかもしれませんよ。(笑)


ハワイ島からホノルルへ向かう機内より 2008年5月

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オーダーバッグ納品の旅 in HAWAII / 最終日 21:19

午前7時ちょっと前、起床。
目覚まし時計でなく、自然と目が覚める朝は、とても気持ちいい。
今日も朝食は、裏庭のパパイヤとグァバジュース。
お父さんはもう出かけていたので、お母さんと話しながら、出発までゆっくり過ごした。

さて、ここまで『オーダーバッグ納品の旅 in HAWAII』に、お付き合いしてくれた貴方。
私の語学力をどの位とお考えか?
「青年海外協力隊にも行っているし、さぞかしペラペラなんでしょう!」なんて、思っていたら大間違いですぞ。(笑)
私の派遣国は、南米ボリビアだったので、言葉はスペイン語でした。
ま、間違いなく私の語学力では、英検2級も合格しないでしょう。
せいぜい3級がいいところ。
つまり中学2年生レベルってことです。

片や、お父さんとお母さんは、日本語はほとんどダメ。片言の言葉が分かるくらい。
それでも私たちはこの3日間、笑顔が絶えることがなかった。
言葉がうまく交わせなくても、心を通わすことは出来るんです。
もちろん言葉が分かれば、もっと分かり合えたと思う。
でも、本当に大切なことは、相手を思いその人の為に、心を尽くす。
それが、『おもてなし』なんだということを、私はお父さんとお母さんから、教わった。

お昼前、お母さんに空港まで、送ってもらった。
ウルルンと違って、再会を約束した私達に涙はない。
午後1時過ぎ、飛行機はハワイを離陸した。
こうして、2泊4日の旅は、私をハワイ大好き人間へと変貌させたのである。

- おわり -


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オーダーバッグ納品の旅 in HAWAII / 2日目パート2 21:37

午前11時過ぎ、ダイヤモンド・ヘッドのふもとに到着。
お母さんとは、ここでお別れだ。
別れ際に、水筒と懐中電灯を渡される。
『なんでまた懐中電灯・・・?』
その答えは、ダイヤモンド・ヘッドに登った人は、分かりますよね!
まだの人は、ダイヤモンド・ヘッドに登る時には、懐中電灯をお忘れなく。

さて、ふもとから山頂までは、約30分の道のりだった。
山頂からの眺めは、一見の価値あり!
まぁ、東京に行ったら、一度は東京タワーに登ってみるような感覚だろうか。

山頂で20分程、風を感じながら、360度の眺めを堪能した後、下山。
バスで、ホノルル市街まで戻る。
ふと目に付いたレストランに入り、昼食を取った。(ミートボールスパゲッティー、$7.10)

その後、絵はがきを10枚購入して、カフェに入る。
お土産を買って帰らない友達には、絵はがきを書いて出すことで、勘弁してもらうのだ。
私は、書き終わった絵はがきを持って、郵便局へ行った。
窓口で、「ハワイらしい綺麗な切手を」と、お願いすると、快くいろんな切手を見せてくれた。
そして私は、その中で一番綺麗な切手を貼って投函した。
もっとも、それが先方に届くのは、私が帰国した後なのだが・・・。

夕方、お父さんから携帯に連絡が入る。
夕食は、コリアン・バーベキューをテイク・アウトして、外で食べようと言う。

いや〜、美味しかった〜!
それにしてもこのボリューム。アメリカの人が肥満で悩んでいるのが、簡単に理解出来た。

そして午後7時過ぎ、私は今回の旅で最も感動的な風景を目にした。
ビーチから、海へ沈む夕陽を見たのだ。
その時、水平線には少し雲がかかっていた。
夕焼け雲が綺麗に染まり、赤色に輝いていたのだ。
多くの人々が、同じように夕陽を見ていた。
ワオ〜!と歓声を上げる人はいたが、誰もが無口になっていた。
それほど、綺麗な夕陽だったのだ。

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オーダーバッグ納品の旅 in HAWAII / 2日目 20:30

この日は、朝6時半に目が覚めた。
とても熟睡出来たようで、頭がスッキリしていた。
シャワーを浴びてから、リビングに行くと、お父さんはもう仕事に出かけていた。
ホノルルの朝の渋滞は、かなりのものらしく、いつもお父さんは混む前に、大学に行くのだそうだ。
お母さんが朝食を用意してくれていた。
裏庭で採れたパパイヤとオレンジジュース。シンプルだが、とても美味しかった。

この日もお母さんは、午前中お休みを取って、私に付き合ってくれるのだ。
まず、ハワイと言えばやはりビーチは外せないということで、お母さんお勧めのビーチに連れて行ってくれることになった。
午前8時前、家を出発。
行き先は、カイルア・ビーチだ。
お母さんの友人が、カイルアに住んでいて、私にも紹介してくれるという。
9時前に友人宅へ到着した。



お母さんの友人は、ハワイ語の先生をしている人で、名前はキキという。
ハワイ語でなんとかという意味だと、説明してくれたのだが、私の語学力ではサッパリ分からなかった。
キキの家でお茶を頂き、着替えをさせてもらってから、歩いて5分のビーチへと向かう。
ビーチに着いてみると、私は一瞬目を疑った。
そこには、ワイキキとは比べものにならない、とても綺麗なビーチが広がっていた。
そして、誰もいない。
お母さんは、向こうの端まで散歩してくるからと言って、砂浜をひとり歩いて行った。
私は、『うおお〜、このビーチを独り占めじゃ〜!』と、心の中で叫びながら、海へ飛び込んだのだ。

1時間後、キキの家に戻り、シャワーを浴びてから、そこを出発した。
次なる行き先は、ダイヤモンド・ヘッドだ。

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オーダーバッグ納品の旅 in HAWAII / 初日パート4 20:54

銀行を出ると、お母さんにワイキキ・ビーチまで送ってもらった。
そして別れ際に、お母さんが携帯電話を渡してくれた。
お父さんが、仕事帰りにこの携帯に連絡するから、どこかで待ち合わせて、一緒に帰っておいでと言う。
お父さんは、ハワイ大学の教授なのだ。

その後、ひとりノンビリと街歩き。
日差しは強いが、日陰に入れば、風が心地いい。
かなりの距離はあったが、アラモアナ・ショッピング・センターまで歩いてみた。
30分程だ。
この時期、日本人観光客は少なく、ほとんどすれ違うこともなかった。
しかし、ショッピング・センターに着くと、イメージしていた通りのハワイの姿が、そこにはあった。
やっぱり日本人は、ブランド品好きなんだな〜と、思って観察していると、日本人以上に、中国人や韓国人の観光客が、多かったのには驚いた。

ウィンドウ・ショッピングをしていると、お父さんから携帯に連絡が入った。
今、アラモアナ・ショッピング・センターにいると伝えると、すぐに迎えに行くと言ってくれた。
待ち合わせの場所で待っていると、お父さんが現れた。
再会は、もちろん握手とハグだ!

お父さんにピックアップしてもらった私は、ホノルル郊外にある、会員制のメガマートに連れて行ってもらった。
そこで、お土産のビーフジャーキーを、しこたま買い込んだ。
まぁ〜安いのなんのって!?アラモアナ・ショッピング・センターで売られているよりも、4分の1の値段で買えたのだ。

家に帰るとお母さんが、私のためにウェルカム・ディナーを用意してくれていた。
本当に心尽くしのおもてなしだった。
お父さん曰く、「これが、ハワイアン・ホスピタリティーなんだ!」と言う。
私が、ハワイ大好き人間になったのも、頷けようというものだ。

こうして、私のハワイ初日が終わった。
日本とハワイの時差は、-19時間。
つまり24+19で、43時間のまさに長〜い長〜い一日だったのだ。


お父さんとお母さんとかばん職人です。

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オーダーバッグ納品の旅 in HAWAII / 初日パート3 19:14

家でしばらく休憩した後、向かった先は、パンチボウル。ホノルルの街が一望出来る。


そろそろ12時だ。お腹も空いてきた。
お母さんが、ハワイ伝統の食べ物・ポイを食べようと、ホノルル一だというレストランに連れて行ってくれた。
ポイ・・・、それはタロイモをドロドロにすりつぶした、なんとも言いようのない食べ物だった。
一言、私が言えることは、『名物にうまいものなし』の格言は、海を越えたぞーっ!

食後、両替をと、銀行に向かう。
BANK of HAWAII にて、3万円をドルに両替。
当時のレートは、1$=¥122.05で、今よりも、かなりの円安だった。
その上、手数料として10$も引かれてしまい、結局手取りは235.8$しかなかった。

さて、この日は月曜日で、お母さんは午後から仕事に出なければならないのだと言う。
教育関係のお役所に勤めているのだが、今日は私を出迎えるために、わざわざ午前中を休みにしてくれたのだ。

お母さん、本当にありがとう!

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オーダーバッグ納品の旅 in HAWAII / 初日パート2 19:03

「この部屋を使って!」と、お母さん。
きれいな部屋をありがとう!


そして、ついにミッション遂行!

『ハワイまで持ってきて良かったーっ!』
とても喜んでくれて、職人冥利に尽きる一瞬だった。

 

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オーダーバッグ納品の旅 in HAWAII / 初日 19:28

2003年6月23日

倉敷から岡山まで電車で行き、そこから新幹線で新大阪までは、1時間足らず。
新大阪で、特急はるかに乗り換え、関西国際空港までは、これまた1時間足らず。
私は午後8時前に、関空に到着していた。

ノースウェスト・関空発ホノルル便は、小雨の降る中、定刻よりも10分早い、8時50分に出発した。
座席は、八割方埋まっていた。
多少の揺れはあったものの、約7時間半の快適なフライトで、無事ホノルル国際空港に到着した。
現地時間は、同日の午前9時半。
快晴だった。
着陸直前に機内から見た、空の青さとエメラルド・グリーンの海の鮮やかさは、今でも覚えている。

入国審査・税関とも、何事もなく通過して、私は10時前には出口に向かった。
お母さんが迎えに来ているはずだ。

さあ、どこだ?
あれっ!?おっかしいなぁ〜、いない・・・。
まずいぞ!両替もしないで入国したから、電話しようにもコインがない。

こういう時は、冷静になれ・・・。
『ここは、ハワイじゃん。あくせくしないで、ノンビリ行くべ。』
下手に動き回らずに、取りあえず待ってみよう。

・・・30分後。
やっとお母さんが来た。
どうやら、入国手続きに1時間以上かかるだろうと思って、ゆっくり来たのだと。
『おいおい、ちょっと焦ったぞ』

まずは家へと向かう。車で10分程の道のりだった。
到着〜!



裏庭には、にわとりではなく、パパイヤの木やら、いろんな植物が植えられていた。

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オーダーバッグ納品の旅 / 準備編 16:43

ところで、ハワイと聞いてどれだけの人が、本当のハワイの姿を、思い浮かべる事が出来るだろうか?
実は当時の私は、どちらかというとハワイに対して、ネガティブな印象しか持っていなかったのだ。

お正月になれば、こぞってハワイに行く芸能人や、それを追うワイドショーのリポーター達。
街に出れば、日本人でごった返すショッピング・センターにワイキキ・ビーチ・・・。
『猫も杓子も、ハワイ!ハワイ!と騒ぎやがって・・・』と、まぁこんな感じだったのだ。

ところが、ひょんな事から、ハワイに行く事になった私。
こんな事でもなけりゃ、ハワイには一生行く事もなかろう。
しかし、行くとなれば、それなりの準備が必要だ。
なにせ、観光ではないのだから。
オーダーバッグを納品するため。これは仕事なのだ!
経費で落とすのだ。(エヘッ!)
日程も2泊4日の強行スケジュールで、無駄な時間などない。
しっかりと、計画を立てなければ!

まずは・・・。
 ・バッグを届ける。
 ・ハワイの町並み&自然環境の現状を視察する。
 ・ショッピング・センターで、ブランド品調査、並びに消費者動向調査。
 ・食生活を中心とした、ハワイ文化に触れる。
 ・体力増強のため、ダイヤモンド・ヘッドに登る。
 ・同じく体力増強のため、海で泳ぐ。
 ・取り引き先へのお中元の購入。
「あ〜〜〜、忙しい!忙しい!やることはいっぱいあるぞ!遊んでなんかいられない!!!」
(注意:ちなみにこれらは、議員・海外視察団の計画書の写しではありませんので、あしからず。)

次に私は、青年海外協力隊員の頃からの倣いで、『地球の歩き方・ハワイ/オアフ島編』を購入した。
これを出発までに、3回以上目を通す。
そして、気になるページには、チェックを入れていく。
こうして調べていく内に、ハワイが幾つもの島からなり、ホノルルはオアフ島に位置し、最も観光客が訪れる街であることなどが、分かったのである。
ハワイのリピーターの人なら、知っていて当然なことも、当時の私は、恥ずかしい程に無知だったのだ。

ハワイ州観光局HP http://www.gohawaii.jp/index.html



ホノルル ワイキキ・ビーチ 2008年5月

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オーダーバッグ納品の旅 / プロローグ 20:17

2003年当時、アジアではSARSが、大流行していた。
更に、アメリカ・テロの影響も強く残っていて、多くの人は海外旅行を敬遠していたのだ。

私は軽い気持ちで、ハワイまでの航空券がいくら位するのかと思い、インターネットで調べてみた。
すると、関空からホノルルまでの直行往復が、3万円しなかったのだ。
なんと!?空港使用料や諸税を入れても、4万円足らずで、ハワイまで行けるではないか。
「安い〜!」
一方で、出来たバッグを国際郵便で送ると、やはり5000円はする。
「高い〜!」

そして私は、自分で持って行く事を決意したのである。

そのことを先方に連絡すると、「うちにホームステイすればいい!娘はサンフランシスコの大学に行っているから、部屋が空いている。」と言ってくれたのだ。

こんなラッキーな事があろうか!?
どうやら、神様は私に『ハワイへ行きなさい!』と言っているに違いない。

こうして、『オーダーバッグ納品の旅 in HAWAII 』は、トントン拍子に決まったのである。


ハワイ島 カハルウ・ビーチにて 2008年5月

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